2022年度の活動報告
2022年度(2022年6月10日〜2023年3月31日の期間中)に、88名の方から、総額1,170,647円のご寄付をいただきました。
あたたかいご支援をいただき、誠にありがとうございます。
以下に、2022年度の活動実績をご報告いたします。
ファーム&ファンド部門発足
これまで学園になかった寄付窓口を新設し、2022月6月10日より、寄付募集を始めました。
学園で育てた農作物を返礼品とする寄付プロジェクト、その名も「ファーム&ファンド」!!
たくさんの方に応援していただくことができました。
学園に心を寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
新園舎への移転・改装
◉2022年5月・・・こども園ほしの子・乳幼児親子クラス、新園舎へ移転
緑の屋根のお家に引っ越しました!
園庭にはDIYのお砂場を設置。実のなる木も植えました。
◉2022年7月〜8月 初等部校舎の改装
壁塗り・床張りをして、温かみのある空間へ。
2クラス分の教室、小さなオイリュトミーホール、事務所、台所ができました!
◉2022年9月 初等部、新園舎へ移転完了
◉2023年3月 初・中等部校舎に教室を増設
2023年度から、低学年クラス・中学年クラス・高学年クラスの三クラス体制になります。
それに伴い、教室をお引越し&新設しました!
「農」の授業実践
◉2022年5月・・・麦刈り
旧校舎で育てた紀州おませ小麦を収穫しました。
こちらは製粉して、ご寄付をいただいた方々への返礼品にもなりました。
◉2022年6月・・・田植え
新園舎周辺の田んぼで、お米づくりを始めました。
もち米(神楽餅)は、子どもたちの手植えです。
この土地では初めてのお米づくり。水が抜けてしまうトラブルや、雑草との戦いで、大忙しの夏休みでした。
◉2022年10月・・・稲刈り
水抜けのトラブル、雑草との戦い、稲刈り直前の猪被害など、数々の困難を乗り越えて・・・
無事、120kg近くのお米を収穫しました!応援してくださった皆さま、ありがとうございます。
残念ながら、返礼品としてご予約いただいた量には達することができなかったので、次年度(2023年度)で挽回させていただけたらと思います。
◉2022年11月・・・収穫祭
2022年度より、その年の豊作をお祝いする「収穫祭」を開催することになりました。
自分たちで育てたもち米で、お餅をつきました。
高学年の子どもたちの自主企画で、手づくり品の出店もありました!
◉2022年11月・・・麦播き
稲刈りの終わった田んぼを開墾して、麦を撒きました。
「紀州おませ小麦」「キタノカオリ」の二品種を育てます。
地方の小さな学校づくりのサポート
◉いただいたご寄付の8%を次の場所へ!
2022年度のご寄付総額1,170,647円 × 8% = 93,651円
【94,000円】を地方の小さな学びの場への応援基金とさせていただきます。
支援先等の詳細は、決まり次第、ご報告いたします。
《その他実績》
◉シュタイナー治療教育基礎コースの運営(2017年より継続的に開催)
◉見学・実習生の受け入れ(累計6名)
◉学校づくりを目指す団体のサポート(累計4団体・・・長野県、石川県、岡山県、広島県)※2022年12月現在
ユネスコスクールにチャレンジ!
わかやまシュタイナー学園は、「持続可能な社会の創り手を育てる教育」の実践校として、ユネスコスクールの加盟を目指しています。以下に、チャレンジの内容をご報告いたします。
《チャレンジ期間》
2021年12月〜2022年12月 (※2023年4月現在、加盟審査中)
《活動実績》
- 小屋づくり・稲作・麦作・和綿栽培など、衣食住にまつわる実践的な学び
- 地域の方々をゲスト講師としてお招きする課外授業
- 給食の食器洗いやトイレ使用時の汚水を削減する試み
《今後の展望》
- 国際デー「世界ミツバチの日(5月20日)」に記念行事を行います。
- YouTubeチャンネルを中心に、わかやまシュタイナー学園の持続可能な社会に向けた取り組みを発信します。
- 国内外の学校や地域の方々とも積極的に交流し、この土地ならではの教育内容を充実させて参ります。